182日目 怖さと向き合うということ
皆さんにとっての怖いことって何だろう。
私にとっての怖いことは、人から『受け入れてもらえない』(と自分が思う)ということ。
でも自分が怖いことというのは、自分が大切にしたいことの裏返しだと思っているので、目をそらさずに向き合うことを大切にしている。
それでいくと私の大切にしていることは『受け入れる』ということ。
受け入れるという言葉は、何かとっても優しくて穏やかで温かいイメージがあるんだけど、自分にとって『受け入れる』と言う感覚は少し違っている。
端的に言うと、何とも思わない、に近い。
例えば他人の○○という一面を見て聞いて、『そうなんだ』っていう感覚。
もちろんそれに対して自分はこう思うとか、同じ考え、違う考えっていうのは持っている。
でも同じだからいい、違うから悪い、じゃなく、それはそれ、これはこれ、みたいな、そんな感覚。
だから、自分の意見と同じじゃないから全力で否定してくる人に会うと、ちょっと、「おおっ」となる。
でもまぁそれも、それはそれ、これはこれで、否定はしないんだが。
人から『受け入れられない』(と自分が思う)ことが怖いのは、自分が『受け入れる』ことを大事にしているからなんだなーと気づいたとき、人から『受け入れられない』ということへの怖さが減った。
何だろう、うまく言えないけど、それぞれがコインの表と裏で、自分が大事にしている『受け入れる』ということが書かれた面がこちらに向いている様な感覚。
今目に映るのは表、でも裏も確かに存在していて、でもそれこそ、それはそれ、これはこれで受け入れられている、そんな感覚。
そうしたコインをわたし達はたくさん持っていると思う。
怖さとか嫉妬とか、そういうものには自分の大切なものが隠れているから、やっぱり見つめるのは大事だなって感じた話。